犬の加工(声帯除去手術)
犬が吠える事を飼主さんが我慢できなかったり、ご近所からの苦情があったりで、対処できずに、声帯をとってしまう方がいます。
この手術は全身麻酔で行なわれますが、喉の手術のために、麻酔の方法にも制約があり危険性が高く、また、喉の部分には重要な血管や神経が集中していますので、その手術自体がかなり危険性の高いものですし、術後にもかなりの苦痛を伴います。
無事に回復した場合でも、様々な感情の表現を奪われてしまった犬にとってのストレスは想像以上に大きく、手術前以上に扱いにくい状態になってしまい、手放してしまったり、安楽死させられることもあります。
声帯除去以外では、以前には、鳴声に反応して電気ショックを与える首輪が使われた事もありましたが、今は、ニオイで無駄吠えを防止するような首輪もありますし、かなりの効果も出ています。
本来は、ちゃんとしたしつけによって改善してあげるのが理想ですが、上手くできないときでも、声帯除去手術は避けてください。
とりあえず解決するように感じられますが、必ず後悔します。
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