健康に過ごすために、心と食事、生活環境のご提案

Tel:073-480-5678営業時間:AM10:00~PM7:00 休業日:水曜日

しつけについて (2003/6/24)

 しつけ教室などで、「リーダーになるために」という理由で、言われていることに、

 ・家を出るときは必ず飼い主さんが先に出る。
 ・食事は飼い主さんが先に済んでから犬に食べさせる。
 ・マズルコントロール

などがありますが、どれも、悪いことは無いですが、効果もありません。また、神経質に、あれもダメ、これもダメと考えてしまうと、ワンちゃんも神経質な子になってしまいます。

 元々、犬が群れで生活していたのは、共同で獲物を確保するためと、外敵から身を守るためです。
 ペットとして生活している犬達は、獲物の心配をしなくても飼い主さんが確実に与えてくれますし、通常は外敵の危険に晒されることもなく平和に暮しています。

 ワンちゃんとの良い関係のためには、群れのリーダーになるよりも、犬が群れの中へ入る以前の家族の中の父親、母親の役割を果たしてあげる方が実際的です。

 父親が獲物を運んできたときは、まず最初に子供達に与えます。そして子供達が食べ終わってから、両親が食べます。
 それでも、子供達は、両親を尊敬し愛しています。また、群れのリーダーはいたずらを許しませんが、父親や母親は余程のことがない限り、寛大に見守っています。

 飼い主さんの命令に忠実で、散歩のときも常に飼い主さんの半歩後について、家の中でもジャレたりせずに、ジッとしているロボットみたいな犬よりも、時にはいたずらをして飼い主さんに叱られたりしながら、活き々と暮している犬の方が魅力的だと思います。

 ワンちゃんとの良い関係が出来ていれば、しつけの参考本やしつけ教室で、してはいけないと言われているような事でも、問題行動に繋がることはありません。

 群れの中の行動を否定するつもりはないです。その習性を利用することで有効なことももちろんあります。
 それよりも、まずは、ワンちゃんの父親、母親になったつもりで、温かく見守っていてあげてください。  ただ、やりたい放題に甘やかすということではなく、してはいけないと決めたことは、しっかり守ってください。

 

前へ(食事) 次へ(胃液)

 

●→「ひとりごと」トップ

カテゴリー しつけ

しつけ

アルファシンドローム

仔犬

イエストレーニング

上下関係

「待て」

褒めるしつけ

健康としつけ

問題行動

考える

噛む犬

群れのリーダー

噛み癖

犬は犬

 

ご相談・お問い合わせ(無料)

 


メール(24時間受付)

TEL 073-480-5678(受付時間 AM10:00~PM7:00)
FAX 073-480-5677(24時間受付)

 

 

HAC和歌山
QRコード

 

CONTACT US

〒 640-8463
和歌山市
楠見中20-1

 TEL:073-480-5678
 FAX:073-480-5677

定休日
 毎週 水曜日
  第2木曜日

営業時間
 AM 10:00~
 PM 7:00

 

地図

メール

 

↑ PAGE TOP