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ガンについて ⑤ 抗ガン剤と絶食(2014/11/1)

 悪性腫瘍が出来てしまった時、色々な治療の中でも抗ガン剤を使うケースが多いと思います。
実際には抗ガン剤治療で完治した子はほとんどいないにも関わらず、獣医さんが抗ガン剤を使うのは完治は出来なくても多少でも延命につながっていることが一番の理由だと思います。

 抗ガン剤というのはガン細胞を攻撃しますが、同時に正常な細胞にもダメージを与えてしまいます。
ガン細胞を完全に死滅させる量の抗ガン剤を使えばそのガンは完治ということになりますが、同時に正常細胞も死んでしまうために完治するだけの抗ガン剤は使えません。
 そのため、ある程度ガン細胞を攻撃する量で正常細胞には完全にダメージを与えない量を使うことになるのですが、それだとガン細胞が残ってしまい、また増殖します。
その繰り返しを続けることで正常細胞のダメージも大きくなり、動物の身体はドンドン衰弱してしまいます。

 そこで、抗ガン剤治療をすることを決めた場合に考えたいのは、ガン細胞を攻撃するだけでなく正常細胞を守るということです。
 その方法として最近は人間の医療でも注目されているのは『絶食』です。
 絶食をすることで、体内に栄養が入らなくなると動物の身体は自分を守るために通常の細胞分裂の速度を極端に落とします。
ですが、ガン細胞は身体の機能とは離れて活動していますので細胞分裂は同じように続けます。
 抗ガン剤の特徴として活発に活動している細胞を攻撃しますので、ガン細胞を攻撃しますが、正常細胞はダメージが少なくなります。

 何も食べていないのですからガン細胞の栄養源のブドウ糖はなくなります。
また、自分の身体の栄養源として体内でケトン体という物質を生み出します。
ケトン体というのは、正常細胞を保護する役割があり、また正常細胞ではケトン体を栄養源として取りいれますが、ガン細胞はケトン体を利用できません。
そのことによって正常細胞を守る働きと抗ガン剤とは別にガン細胞を弱らせる効果もあります。

 反対に今までの主流医学では、「充分な栄養を取る必要があるので、特にガンについては絶食はいけない」と言われていました。

 ですが、絶食と言っても一時的で、その後食事を摂ることで体力の回復はできます。
抗ガン剤の副作用を軽減することも証明されていますし、抗ガン剤を使う際には絶食は効果的だと思います。
犬や猫の場合は、36~48時間の短期的な絶食が良いです。

 ただ、腫瘍自体が無くなったとしても、悪性腫瘍が出来た身体ということは忘れないでください。
その後のケアが重要です。

 文章中に出てきたケトン体についてもガン治療には効果的だと言われています。
次回はケトン体について書いてみますので、見てください。

 

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