ワクチンについて (2005/11/28)
毎年のワクチン接種についてですが、当ショップでは、その子によっては、ワクチン接種を控えるようにアドバイスすることがあります。
それで、少し、ワクチンについての当ショップの意見を書いてみます。
まず、ワクチンというのは、簡単に言うと、力の弱い病原菌です。
その病原菌を身体に入れることで、免疫を作り出し、以降、本当のウィルスに接触したときに、感染することなく、ウィルスを撃退できるようにするためのものです。
よく勘違いされているようですが、ワクチン自体が、病原菌を退治するわけではありません。
一般の獣医さんでは、ワクチンについての弊害は、ほとんどないと判断していますが、実際には、アレルギーや、ガン、等の慢性疾患の大きな原因にもなってると考えられますが、そのことについては、言われていません。
西洋医学での副作用というのは施したあと、すぐに悪影響が出た場合のみを言いますので体の臓器の負担になったり積み重なって悪影響が出たりすることはワクチンの影響だとは考えません。
ホリスティック・ケアの観点から言えば、ガンやアレルギー、尿道結石、関節疾患などはワクチンの影響が大きく係わっていると考えます。
実際に当ショップのお客さんでは毎年のワクチン接種を受けているワンちゃんと受けていないワンちゃんの比率はほとんど同じですが上にあげたような慢性疾患の子は圧倒的にワクチン接種をしている子の方が多くなっています。
仔犬時に免疫を作り上げるためにワクチン接種するのは必要なことだと思いますが、それ以降の接種は必要ないどころか悪影響の方が大きいと感じています。
ところで何故ワクチン接種が必要かというと、通常はウィルスに接触しないで暮らすことはほとんど不可能に近く、例え散歩も含めて一切、外出していないとしても飼い主さんが媒介となってウィルスと接触する可能性もあります。
そのため獣医さんではワクチン接種を勧めるのですが、反対に言えば日常生活の中で必ずウィルスと接触しているということです。
仮にウィルスに対する免疫が下がっていたとしても、そのときに、動物の身体は、自分自身で、再度、免疫を作り出します。
わざわざワクチンとして身体に取り入れなくても、自然の中でウィルスと接して免疫を作り出しているのでワクチン接種は意味がないと考えても良いと思います。
また、動物の免疫というのは、1年や2年くらいで消滅してしまうものではありません。
仮に、抗体検査の結果から免疫抗体がなくなっていたとしても動物の身体の中の細胞がウィルスの形を記憶していて、すぐにウィルスに対処します。
人間の例で言えば"はしか"などは一度かかれば免疫が出来るので通常は一生感染しないと言われています。
1年ごとの接種には何の科学的な根拠も症例もありません。便宜上決めているだけのことです。
自分の家にも10歳以上の犬も含めて3頭いますが仔犬時以外には一切ワクチン接種をしていません。
今までに何度かパルボウィルスに感染した仔犬を預かったことがあり、そのときには家の犬たちとも普通に接触していましたが、全くウィルス感染はしていません。
それでも絶対にウィルス感染をしないという保障があるわけでもありませんし、また毎年のワクチン接種をしていたとしてもウィルス感染しないということもありません。
当ショップでは仔犬時以降のワクチン接種は必要ないと考えています。
少なくとも、ガンやアレルギー、尿道結石、関節疾患などのような病気の子には止めて欲しいと思っています。
以上が当ショップの考えですが、施設によってはワクチン接種を利用の条件としているところもありますし、最終的には飼い主さんが色々な面もよく考えて判断してあげてください。
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