しつけ ⑦ 問題行動 (2008/4/1)
ワンちゃんのしつけで、しつけ教室などに通っていても、全く改善できない子も多くいます。
一般的に、問題行動とは、"吠える"、"噛む"、"飛びつく"、また、"トイレの問題"、などが殆どで、そのどれもが、人間にとっては問題でも、犬にすれば、遺伝子に組み込まれた、当たり前の行動です。
人間と一緒に生活している犬達は、むしろ、飼い主さんの生活・都合に合わせて、色々な制約の中で、努力をしています。
ただ、その行動が人間にとって不都合なだけのことです。力ずくでやめさせても、別の問題を起こしてしまいますし、ご褒美で気をそらしても、本能の部分は、満足できていません。
犬の犬としての行動は、避けて通れないものです。
無理に止めさせるよりも、その行動を問題のない場面に向けるように、また、飼い主さんがコントロールできるようにすることが、問題の解決に繋がることも多くあります。
全てのワンちゃんには、 当てはまらないかもしれませんが、問題行動の代表ともいえる、「吠え」の問題について、お問い合わせも多いので、ひとつの例として書いてみます。
一番多いのが、「ピンポン」の音に反応して、激しく吠えてしまうことです。
しつけ教室では、その時に、おやつを見せて、「おとなしくしていれば、良いことがある」ということなどを教えることが多いと思います。
基本的にはそれでも良いと思いますが、上手くできない子の場合、反対に、吠えさせてみてください。
まず、「ピンポン」を鳴らす準備をしておいて、「吠えろ」または、「ワンワン」と言葉をかけて、直後に「ピンポン」を鳴らします。
当然のように、吠えますので、今度は、「静かに」、「シー」などと声をかけて、すぐに目の前に、好物のおやつを見せて、その吠えたことを褒めます。
タイミング良くすれば、殆どのワンちゃんは、今まで叱られていたことを褒められて、ビックリして喜ぶと思います。そうして、また、「ワンワン」と声をかけて吠えさせます。
次に、「シー」と声をかければ、1回目よりも、簡単に制御できるようになります。
そのあと、また、同じことを繰り返します。
繰り返し教えることで、吠えることのコントロールができるようになり、ピンポンの音で吠えていても、やめさせやすくなります。
また、ピンポンの音に激しく吠えなくなってきます。
超簡単に書いたので分かりにくいかもしれませんが、ご褒美をあたえたり、別の物に注意を向けさせる方法では上手く出来ないワンちゃんに、一度試してみてください。
単純に吠えの問題だけでなく、様々な場面で、落ち着かせたい時に、「シー」のコマンドがとても有効に使えるようにもなります。
色々な問題で、上手く解決できない場合は、人間にとって、問題のある行動を止めさせるのではなく、問題のない形で、また、人間が問題と感じないような形で発散できるように考えるのも、ひとつの方法です。
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