腸内環境 (2020/3/1)
身体の中で最大の免疫を担っているのが小腸です。
小腸は毎日食べたものを消化吸収する役割があり、身体の中で最も多く細菌やウイルスと接しています。
その中で安全なもの、有益なもの、と身体に害になるものを見極めて、良いものは受け入れて悪いものは排泄することを行っています。
その役割を果たすための腸内細菌には大きく分けて善玉菌と悪玉菌、日和見菌があり腸内の免疫に影響しています。
名前から考えると悪玉菌を無くせば良いように感じますが、善玉菌は悪玉菌がいるからその効果を発揮できますのでバランスが重要です。
善玉菌が増えすぎると、自己免疫性と言われているような病気になりやすく、反対に悪玉菌が増えるとアレルギーや胃腸疾患などにかかりやすくなります。
それでも対応としては善玉菌を増やすことを考えるのが良いと思います。
善玉菌を増やすには、豆腐おから納豆などの発酵食品や乳酸菌を充分に摂り入れることと、フラックス・シードパウダーは善玉菌の栄養になるプロバイオティクスが含まれていますので同時に与えるのがおすすめです。
下痢や嘔吐などの症状がある時に獣医さんでは抗生物質を使って悪玉菌を無くそうとしますが、その時は同時に善玉菌も無くなってしまいます。
薬を使って単純に症状を抑えるのではなく腸内細菌のバランスを整えることが健康のためには重要なことです。
そうすれば、健康の維持はもちろん、アレルギーやガン、自己免疫性と言われている疾患の改善にもつながります。
当ショップでどんな症状の子でも発酵食品をおすすめしているのは、腸内環境を整えるためです。
病気の改善や健康のためにも最も重要なことだと思います。
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