動物愛護管理法について (2011/3/5)
動物愛護管理法の5年ごとの法改正が今年に施行される予定です。
動物愛護管理法とは、動物の愛護と適切な飼育のための法律で、中心になるのが、動物の繁殖と販売に対する規制と、飼い主さんの意識向上によって、年間20万匹以上の殺処分されている犬猫をなくすことです。
問題なのは、その法改正を審議する委員会がペット業界ばかりということです。
一部、動物愛護団体も委員会に参加していますが、ペット業界から支援を受けている団体ばかりで、現実には改正とはいっても、動物に優しい法律ではなく、ペット業界に優しい法改正になりそうです。
ですが、少しずつですが、良い傾向も見えてきています。
殺処分されている犬の数が、毎年、年間2万匹前後、減ってきているんです。
動物に優しい人が増えているのか、色々な正しい情報が浸透してきているのでしょうか。
このペースで行けば、あと4~5年のうちには『殺処分0』というのも夢ではないかもしれません。
猫の場合、ほぼ横ばいに近い状態ですが、処分猫の80%が仔猫ということを考えると、不妊・去勢手術を徹底することで、かなりの数の殺処分の子を減らすことが出来ると思います。
行政に頼るよりも、一人一人の飼い主さんが出来ることをしていけば、また、みんなが動物に優しくなればペット業界も変わっていくでしょうし、いつかはきっと『殺処分0』が見えてくると思います。
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