下痢について (2013/8/9)
健康な犬でも猫でも、下痢することはよくあります。
通常は毎日の食事の量を半分以下にすれば、1~2日で治まります。
そうでない場合、まずは、何か変わったことがなかったかどうか考えてみてください。
例えば、『フードが変わった』、『いつもより多く食べた』、『おやつなど初めての食べ物を食べた』、『いつもと違う場所へ行った』、『散歩のコースや時間に変化があった』、『何かストレスになるものがあった』、などです。
何か思い当たることがあれば、さほど心配しなくても一過性の下痢ですから、様子を見ていれば1~2日で治まります。
次に、その子の様子をよく見てください。
『食欲はどうか』、『嘔吐などはないか』、『オシッコはちゃんと出ているか』、何よりも、『元気に過ごしているか』を確認してください。
どれも問題なければ、特に深刻に考えなくても大丈夫です。
犬や猫の下痢の原因で一番多いのは、食べ物に付着したカビや細菌に感染するケースです。
その場合、まず脱水を防ぐために充分に水分を摂ることが第一です。
それと、食器は必ず、毎回よく洗ってください。
できれば、胃腸の中を空っぽにするのが理想です。目安としては12時間です。
その後、かぼちゃをドロドロになるまで煮込んで食べさせてみてください。
かぼちゃは内臓を調整する繊維質を多く含んでいます。
また、鶏肉も良いです。お米と一緒に炊いて食べさせれば、身体に負担をかけずに便を固めることができます。
通常は白米にはカロリー以外何の栄養もないですが、下痢を止めたい時には有効です。
下痢に限らずですが、体調不良には必ず原因があります。
また、身体を守るために下痢を起こしているんです。単純に下痢だけを止めるような治療では何も解決できていません。
原因を突き止めて解決してあげてください。
前へ(猫の話) | 次へ(熱中症) |
カテゴリー 病気
病気
肥満
泌尿器系疾患
運動制限
痙攣発作
尿のPH値
下痢
心臓病の予防
てんかん発作と糖質
PHコントロール
便秘
シュウ酸カルシウム結石
進行性網膜萎縮症
口内炎
心臓病の食事
肝臓について
腎臓とタンパク質
胆泥症について
ご相談・お問い合わせ(無料)
メール(24時間受付) TEL 073-480-5678(受付時間 AM10:00~PM6:00) |