運動制限 (2008/2/5)
心臓疾患などがある子で、獣医さんから、散歩や運動に制限を受けている子がいます。
運動することで、動悸が活発になり、心臓の負担にはなりますので、臓器の立場から考えれば、運動はしない方が良いということになります。
ですが、動物の身体の機能は、単独の臓器だけが司っているのではなく、その他の臓器や、精神面も含めて、総合的にバランスが取れてこそ、病気の改善、また、健康に過ごすことが出来ます。
心臓の悪い子でも、心臓だけに目をとらわれずに、総合的に考えてあげることが大切なことです。
どんなに重度の疾患がある子でも、飼い主さんと一緒に出かけることは、何よりも嬉しい時間です。
もちろん、ハードな運動は避けるべきですが、それでも、負担のない範囲で、散歩には、連れて行ってあげてください。
獣医さんの指導を守ることは、もちろん必要なことですが、散歩に関しては、様子を見ながら、続けてください。
その方が、遥かに健康に、また、疾患の改善にも効果的です。
人間は、テレビを見たり、友達と会話を楽しんだり、おしゃれしたり、お酒を飲んだり・・・と、沢山の楽しみがあります。
犬の楽しみの数と種類を考えてみてください。散歩やお出かけと、食べること、また、飼い主さんに甘えること、だけです。
その中でも、特に大きな楽しみが散歩です。
また、高齢の子で、散歩を嫌がる場合があります。
特に、寒い季節によく見られますが、殆どの場合、飼い主さんは、「寒いから散歩に行きたがらない」と判断することが多いですが、そうではなく、関節などが痛くて、歩きたくない場合も多くあります。
関節の痛みなどは、飼い主さんでも判断できないくらい、態度には現れませんので、夏の間は、散歩を楽しみにしているような子が、寒くなった途端に、散歩を嫌がるような場合は、関節のケアも考えてあげてください。
散歩の嫌いな子や、外に出たがらない子などは論外として、どんな病気になっても、また、どんなに高齢になっても、どんなに寒くても、犬にとって、飼い主さんと一緒の散歩は、最大の楽しみです。
そのことは、忘れないでください。
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