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対症療法について (2013/9/17)

 ワンちゃんやネコちゃんが体調を崩した時、ほとんどのケースでその症状を抑える治療をすると思います。
もちろん、苦痛や不快感を取り去ることは重要なことです。
 どこかに『痛みがある時は痛み止め』『痒みがあるときに痒み止め』という治療は、例え一時的にしても症状が治まりますので飼い主さんとしても嬉しいことですが、それだけでは本当には解決できていません。

 痛みや苦痛を取り除いたら、次は根本的な原因を見つけてそれを改善しないと何度もその症状が現れてきます。
ただ、その原因を見つけるためには、ワンちゃんネコちゃんの身体に大きな負担のかかる検査が必要だったり、高額なお金がかかることも多く、難しい面があるのも確かだと思います。

 そこで、対応としては、その症状から、可能性のある色々な原因を考慮して、身体に負担なく、必要のないことをせず、尚且つ健康のための対応をしてあげるのが良いと思います。

 例えば、 どこかに痛みがあるような場合は、原因が分からないとしても、ビタミンCを摂り入れることをおすすめしています。
 ビタミンCが体内に充分にあれば、コラーゲンを生成しますので、仮にヘルニアだったとしても、関節炎でも脱臼だったとしても保護につながります。
 仮に、どこにも異常がなかったとしてもビタミンCを充分に摂ることは健康のためにもおすすめです。

 ビタミンCの場合はサプリメントとして摂るかローズヒップなどのハーブとして、また、リンゴもおすすめです。
リンゴ自体にはビタミンCはあまり含まれていませんが、体内のビタミンCを増やす働きがあります。

 痛みなどの症状を取り去った後は、その子の健康のためにも、また、再発を防ぐためにも根本的な解決に向けて対処してあげてください。

 

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